あらすじ
近代以前の中国を思わせる架空の帝国。花街で薬師として働いていた猫猫は、人さらいに遭い、後宮の下女として売られてしまう。薬の知識を隠して静かに勤めるつもりだったが、帝の御子たちの病が気になり、原因を探り始める。その推理力に目を留めた美しい宦官・壬氏から、次々と難題を持ち込まれることになる。
薬や毒にまつわる手がかりと小さな事件が、やがて宮中の陰謀へとつながっていく。猫猫の冷めた反応や毒への熱意が笑いを生む一方、病や死、後宮の女性たちの弱い立場も描かれる。ねこクラゲの豊かな表情描写を楽しみながら、謎解きを軸に、ゆっくり動く恋模様も追える作品。
良い点
- 猫猫の薬学知識を生かした推理で、小さな手がかりがつながっていく。
- 細かな衣装と豊かな表情が、宮中の人物たちを生き生きと見せる。
- 猫猫と壬氏の掛け合いや乾いた笑いが、重い事件の合間を和らげる。
気になる点
- 恋愛を中心に読みたい人には、関係の進展がかなり遅く感じられることも。
- 宮中の位や人物名、説明の多い場面は、じっくり読む必要がある。
受賞・ノミネート
主な登場人物
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猫猫
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壬氏
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玉葉妃
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高順
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小蘭
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梨花妃