あらすじ
舞台は現代日本の中学校。内気な小村楓は、隣の席の三重あいに恋をしている。ひどく目が悪いのにめがねを忘れがちな三重さんを、小村くんは教科書を見せるなどして手助けする。よく見ようと顔を近づけてくる彼女に、何気ない会話でも言葉に詰まってしまう。
短いギャグを中心とした序盤から、少しずつ長めのエピソードへと移り、初恋や信頼の深まり、気持ちを言葉にする難しさが描かれる。大勢の人物を広く描くより、二人の小さな気遣いやぎこちないやり取りに焦点を当てた作品だ。全体には優しく温かな雰囲気で、恋の緊張感を笑いにしつつ、自信のなさや中学卒業後への不安にも触れている。
良い点
- 小さな気遣いを重ねて育つ、優しく温かな恋模様。
- エピソードが長くなるにつれ、二人の心情に深みが増す。
気になる点
- めがねを忘れるギャグの繰り返しで、序盤を単調に感じることもある。
- 物語の展開を重視する人には、シンプルな構成が物足りないこともある。
受賞・ノミネート
主な登場人物
-
小村 楓
-
三重 あい
-
東 蓮
-
川戸 あすか
-
染谷 成海